フリーランスと個人事業主
今般の新型コロナウイルスの影響を受けた政府の経済支援策として「持続化給付金」というものがありますが、その給付対象には「フリーランスを含む個人事業主」が含まれています(持続化給付金給付規定第2条)。
あれっ?「フリーランス=個人事業主」じゃないの?と思っていたのですが、厳密にはそうではないみたいです。
ネットで調べたところ、「フリーランス(英:freelance)」という言葉について必ずしも明確な定義はないが、自らの持つ技術や技能、スキルを拠り所に、組織に属さず個人で活動する事業形態のことを指すそうです(by中小企業庁HPより)。
なお、語源としては、中世ヨーロッパにおいてまだ敵勢力と契約を交わしていない騎士(lanceは英語で「槍」を指します。)を指す言葉として用いられたのが始まりだそうな(byWikipedia)。
一方で、「個人事業主」とは、税法上の用語で、税務署に開業届を提出し、法人を設立せずに個人で事業を営む人のことを指すそうです(「個人事業主とは?」byスモビバ!)。
多くの場合は、フリーランスは個人事業主に包含されそうですが、内職や副業で税務署に開業届を提出していないフリーランスの人は個人事業主にはならないということでしょうか。脱税はダメですけど。
しかし、これだと「フリーランスを含む個人事業主」とは、全てのフリーランスが対象なのか、あくまでも開業届を出しているフリーランス(つまり個人事業主)が対象なのかよく分かりません。
まあでも実際、そんなことまで深く考える必要はないのかもしれませんが・・・。
ここまで述べてきて身も蓋もないですけど(笑)。