司法書士・行政書士 多賀事務所

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家族信託の活用~ひきこもりの子をモデルに~

今朝の新聞記事に気になる話が載っていました。

https://www.asahi.com/articles/DA3S14464858.html?iref=pc_ss_date(朝日新聞デジタルの記事)

長く引きこもり状態の子がいる親たちが抱える悩み。
「自分が死んだら、この子は生きていけるのか。」
引きこもり状態を解消する支援だけでなく、経済面での備えを考えておきたい方への方策の一つとして『家族信託』という仕組みがあります。

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簡単に図を使って説明すると、親は、信頼できる親族(例えば引きこもりの子の兄弟等)に残したい財産を預けておき、管理運用してもらいます。

運用している間に出る利益は、親が生きている間は親の手元に行くようにし、亡くなった後は、引きこもりの子の手元に行くようにするという仕組みを作るのが、信託契約です。

この制度は、他にも障碍のある子がいるようなご家庭でも上図の引きこもりの子を障碍者に置き換えて考えればそのまま使えます。

遺産承継の仕方の一つとしてご検討してみてはいかがでしょうか。

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